
こんにちは、河合総合です。
今回は、老朽化が進み屋根の崩落が見られた恵那市内の木造倉庫の解体工事を行いました。
現場は傾斜がある土地の上部にあるので、倉庫のまわりには段差が多く重機の進入・作業が困難な状況でした。
〈解体前の現場写真〉
手作業による慎重な解体を基本とし、安全帯や足場を活用して作業員の安全を確保しながら進めました。
瓦屋根は崩落の危険があるため、まず落下の危険の高い部分を先行して撤去。
腐朽が進んだ木材も多く、荷重や振動による予期しない崩壊を防ぐため、構造を把握しながら計画的に解体を行いました。
〈施工後〉
転落しないよう誘導路を確保しながら搬出。最終的に整地まで行い工事を完了しました。
古くなった建物は、時間とともに少しずつ傷みが進み、気づかないうちに倒壊や動物の住み着きといったリスクを抱えることもあります。
また、普段は気にならなくても、台風や地震などで思わぬ被害につながることも。大切な思い出が詰まった建物だからこそ、これからの地域や家族の安心のために、一度「解体」という選択肢を考えてみるのも大切かもしれません。
解体後の土地の活用方法に合わせた施工も可能ですので、お気軽にご相談ください。