
こんにちは、家屋解体の河合総合です。
今回、恵那市内で長年使用されていなかった蔵の解体工事を行いました。
一般的に「土蔵」と呼ばれる日本の伝統的な蔵は、住宅と比べて壁や柱が厚く、土壁や漆喰、瓦屋根など特殊な構造を持つために、通常の家屋解体工事とは異なる作業が必要になることがあります。
施工中の様子です。
内部の壁の状態がよくわかりますね。
一般的な木造住宅と比べて、蔵は耐火性や耐久性を高めるために厚い土壁や石垣を使用していることが多く、解体時には粉じんの発生や重量物の取り扱いに特別な注意が必要です。
また、建物全体が頑丈にに組み上げられているため、解体の手順を慎重に計画し、適切な工具や重機を使用する必要があります。
まず、瓦屋根や内装材を手作業で撤去し、周辺環境への影響を最小限に抑えました。
土壁部分の解体を行いましたが、粉じんが多く発生する場合は、水をまきながら作業を進めることもあります。周囲への飛散防止は常に徹底して工事を行っています。
最後に、基礎部分を撤去し、整地を行って工事を完了しました。
古い蔵や建物にはその家や地域の歴史や家族の思い出が残っていることもあります。
解体を考えている方は、安全性を確保しつつ、思い出を残す方法もご相談いただければうれしく思います。
河合総合まで、お気軽にお問い合わせください。